Automotive SPICE の能力レベル3を達成したい
Automotive SPICEの能力レベル3の要求事項を満たしている状態とは、組織の標準プロセスが定義され、その標準プロセスを各プロジェクトの特性に合わせてテーラリングする仕組みが構築されることで、各プロジェクトに適したプロセスが適用されている状態を示します。
能力レベル2 : 活動の主体が個人からプロジェクトへ
プロジェクト活動のマネジメントの仕組みが確立されつつある状態
能力レベル3 : 活動の主体がプロジェクトから組織へ
組織としてマネジメントの仕組みが確立された状態
一般的に「Automotive SPICE 能力レベル2を達成した次のステップ」として実施することになりますが、主に以下のような活動が必要です。
1) テーラリングガイドライン、およびその運用のための仕組みの構築
多くの場合能力レベル2を達成するために、まず最初に標準プロセスを定義してからパイロットプロジェクトに対して適用してきたと思います。その際、定義した標準プロセスがそのまま適用できず、様々な変更作業が必要だったのではないでしょうか。
能力レベル3を達成するためには、この「標準プロセスに対する変更作業」を組織立った手順に基づいて実施することが必要となります。このための手順を「テーラリングガイドライン」と呼びます。
2) プロセス改善におけるPDCAサイクルの仕組みの構築 ~マネジメントの仕組みの構築~
能力レベル2を達成したパイロットプロジェクトで実際に実施されたプロセスと、それに先だって定義した標準プロセスとの間には様々なギャップが存在しませんか?ほとんどの場合は、パイロットプロジェクトの方々に大きな負担を掛けある程度強引にプロセス改善を進めているかと思います。
「カイゼン」活動の過程においてはやむを得ないことですが、その過程で表面化したギャップを分析し、標準プロセスへと反映していくことが非常に重要になります。
能力レベル3においては、このような活動をSEPG組織のルーチンとして実施することが必要です。
関連するサービス
テーラリングガイドライン策定支援
テーラリングを効果的に行うためのテーラリングガイドライン作成を支援いたします。またテーラリングガイドラインを形骸化させないためには、「標準プロセスに対する変更のインパクト分析」が非常に重要であり、明確なテーラリング基準を定義することが必須要件となります。
そこで当社では、独自開発したソフトウェア開発向けのプロセスFMEAをプロセステーラリングへ展開する手法をご支援します。
組織標準プロセス構築支援
組織標準プロセス(OSSP)の構築を効率的に支援いたします。
これから新規にOSSP構築を検討されている場合には、弊社が保有する「OSSPパッケージ」の御提供も可能です。パッケージの御提供後、貴社向けにカスタマイズ対応することも可能です。
またパッケージを使用せず、貴社で構築されたOSSPに対するレビュー支援など、柔軟な対応が可能です。
プロセス定着化支援
Automotive SPICE においては、「プロジェクトにおいて、実際にプロセスを使用する」ことが非常に重要となってまいります。
そこで当社コンサルタントが定期的にご訪問し、お客様のご状況に合わせたプロセス定着を支援させていただきます。


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