2009年12月号 機能安全(ISO 26262):情報収集の次に取り組むべきこと
発信日◇2009年12月14日(月)発信元◇ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社
==<<目次>>==============================
【1】<<Biz3コラム>>今月のキーワード:『アセッサーの資格』
【2】<<Biz3サービス>>Automotive SPICE プロセス能力レベル3を達成するには
【3】<<Biz3トピックス>>新・機能安全実践トレーニングラインナップ
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【1】<<Biz3コラム>>今月のキーワード:『Automotive SPICE プロセス能力レベル3』
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Automotive SPICEの達成目標として、「レベル2を達成したい」「レベル3を達成し
たい」という表現が頻繁に使用されます。特に最近は「パイロットプロジェクトを対
象としたアセスメントの結果、レベル2を達成」したので、その次の達成目標である
「レベル3を達成したい」というご要望が増えています。
ただこれは本当に「開発現場の事情を踏まえた目標設定」になっているのでしょう
か?
「パイロットプロジェクトにおけるレベル2の達成」は非常に評価されるべき成果だ
と考えますし、プロセス改善活動の次の目標設定も非常に重要だと考えます。そして
そのためには、今一度現状を正確に把握することが重要だと思います。
例えば、「レベル2の達成」についても多くの場合は「パイロットプロジェクトメン
バーに多大な負荷を掛け、部分的に無理をした」のではないでしょうか?
その場合には「組織内または部門内の全プロジェクトに対する標準プロセスの適用」
は時期尚早です。
本当に必要な作業は「対象プロジェクト数を増やす」ことではなく、「パイロットプ
ロジェクトにおける標準プロセス適用結果を分析し、開発現場の意見を標準プロセス
へとフィードバックする」ことが重要です。
補足:能力レベル3 とは?
Automotive SPICEの能力レベル3の要求事項を満たしている状態とは、組織の標準プ
ロセスが定義され、その標準プロセスを各プロジェクトの特性に合わせてテーラリン
グする仕組みが構築されることで、各プロジェクトに適したプロセスが適用されてい
る状態を示します。
能力レベル2では『活動の主体が個人からプロジェクトに移る』
能力レベル3では『活動の主体がプロジェクトから組織に移る
』
続きはこちら↓
「ご相談ナビ:Automotive SPICE プロセス能力レベル3を達成するには」
http://biz3.co.jp/service/navigation
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【2】<<Biz3サービス>>新・機能安全実践トレーニングラインナップ
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10月から実施している機能安全紹介セミナーはお客様の関心が高く、早い時期に
お申込が定員に達する状態が続いています。展示会や他社のセミナーも数多く開かれ
ていますので、一度は聞きに行かれた方も多いことでしょう。
情報収集の次のステップとして、具体的な活動を検討しておられる皆様を対象と
して、Biz3では機能安全規格の3つの柱(プロセス、リスクアセスメント、基準
・手法)をカバーする下記のようなトレーニングラインナップをつくり、2010年
1月から実施いたします。
1.機能安全紹介セミナー (無料)
2.機能安全実践トレーニング プロセス編
3.機能安全実践トレーニング 設計手法編
4.機能安全実践トレーニング コーディング手法編
5.機能安全実践トレーニング テスト手法編
6.ソフトウェア信頼性セミナー (無料)
7.ソフトウェア信頼性評価トレーニング
8.機能安全実践トレーニング 分析手法編
これらは個別に選んで受講していただくことができますし、お客様先へお伺いして実
施することもできます。ニーズに応じてご利用ください。
「セミナー・トレーニング 機能安全コース」
http://biz3.co.jp/seminar/fs
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【3】<<Biz3トピックス>>『アセッサーの資格』
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車載ソフトウェアのプロセス改善の標準として参照されるプロセスモデルである
Automotive SPICEのアセスメントをするために必要なのが、ISO/IEC 15504 に基づく
アセッサーの資格です。
この Automotive SPICE のアセッサー資格は、プロビジョナル、コンピテント、プ
リンシパルの3段階あります。
プロビジョナルアセッサー資格は公式トレーニングに参加し試験に合格すれば得られ
るのですが、公式アセスメントを行う(リードアセッサーとしてアセスメントを主催
する)にはコンピテント以上の資格が必要です。
コンピテントアセッサー資格は、公式トレーニングに参加し試験に合格するだけでは
なく、一定以上のアセスメント経験(リードアセッサーではなく、サポートアセッサ
ーとしてのアセスメントへの参加時間数)が必要になります。
続きはこちら↓
「ご相談ナビ:コンピテントアセッサーの登録条件を知りたい」
http://biz3.co.jp/navigation
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【編集後記】
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2009年も残すところあとわずかとなりました。去る11月に中国北京において
CSSPI2009第八回中国システム及びソフトウェアプロセス改善年次総会が開かれまし
た。「2009年度中国ベストソフトウェア組織」の受賞式があり、「安定した高品質な
サービス提供企業」に、Biz3の中国法人が選出されました。中国およびアジア地域にお
ける組込みソフトウェアに関するコンサルティング活動が高く評価された結果として
嬉しく思っています。
今年1年、皆様には大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。
2010年最初の号は、1月18日(月)の発行を予定しています。
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