------------------------------------------------- http://biz3.co.jp/ -------- 【Biz3マガジン】2012年4月号 ◆『ISO 26262推進に必要な組織体制』◆ ---------------------------------------------------------------------------- 発信日◇2012年4月24日(火) 発信元◇ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 ==<<目次>>============================== 【1】<> 今月のキーワード:『ISO 26262推進に必要な組織体制』 【2】<> 2012年5月以降のトレーニング 【3】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 ====================================== ---------------------------------------------------------------------------- 【1】<>今月のキーワード:『ISO 26262推進に必要な組織体制』 ---------------------------------------------------------------------------- 今回のコラムでは、ISO 26262推進に必要な組織体制のポイントをご紹介します。ISO 26262の推進体制を構築するということそのものは、規格で要求されていることではあ りませんが、特にISO 26262対応の初期段階においては、推進組織が非常に大きな役 割を持ちます。 ISO 26262対応の初期段階では、組織内に仕組みを新たに構築したり、既存の仕組み を再整備したりする必要があります。一般的に、このような仕組みの構築(再整備) には、専任のプロセス改善推進グループの設置が推奨されます。CMMIRやAutomotive SPICEを用いたプロセス改善の分野では、ソフトウェア開発のプロセス改善活動を推 進するグループのことを、SEPGSM(Software Engineering Process Group)と呼びます。 最近では、ソフトウェア開発のプロセスに限定することなく、プロセス改善推進組織 を広い意味でEPG(Engineering Process Group)とも呼ばれます。 このEPGがISO 26262の推進に果たす役割は、機能安全に関する活動を含めた開発 活動全体に対して、適切な組織標準プロセスを構築し、それを実施する各担当者に 必要な教育を行うこと、さらに組織標準プロセスを維持するために、必要なデータや 情報を収集してプロセスを改善することです。 しかしながら、効果的な改善活動を行うためには、専任のEPGだけではく、セーフ ティーマネージャーや開発チームのリーダーなど、機能安全の活動において重要な役 割と責任を持った人員の参画も必要です。 このように、専任のEPG以外に別のチームからの兼任者を加えて編成したクロスフ ァンクション的(組織横断的)な改善チームを、CMMIRやAutomotive SPICEの分野で はPAT(Process Action Team)と呼びます。ISO 26262においても、セーフティーマ ネージャーや開発チームのリーダーなど機能安全の活動において重要な役割と責任を 持った人員を含めたPATを編成することは、特に機能安全対応の初期段階において有 効なアプローチと考えらます。 次に、ISO 26262対応のためにPATを編成した組織の一例をご紹介します。下記の例 では、専任EPGに加えて、セーフティーマネージャー、開発プロジェクトのリーダー を参画させてPATを編成しています。 ■ISO 26262対応に向けたPATの一例 ○EPG:専任2名  PATの活動を取りまとめ、必要なプロセスを定義します。 ○セーフティーマネージャー:1名  安全ライフサイクルを通じて、必要な安全活動が適切に定義されることを保証  します。 ○開発プロジェクトのリーダー:各プロジェクトから1名  開発側の立場から、開発現場に定着しやすいプロセス定義を支援します。  ・プロジェクト現場からの知見を組織標準プロセスに持ち込むこと  ・組織標準プロセスが、プロジェクトで実施可能であることを保証すること  ・定義された組織標準プロセスを開発現場に持ち帰って定着させること このように、PATは、それぞれの担当分野から専門的知見や現場の意見をプロセスに 持ち込むだけではなく、構築された組織標準プロセスを、所属チームに持ち帰って 現場に定着させるという重要な役割を担います。 ---------------------------------------------------------------------------- 【2】<> 2012年5月以降のトレーニング ---------------------------------------------------------------------------- 2012年5月以降にBiz3本社で実施するセミナー、トレーニングのスケジュール は以下の通りです。お早めにお申込ください。 ◆アセッサー育成支援コース 2012年7月2日(月)~5日(木): Automotive SPICE 内部アセッサートレーニング 2012年7月2日(月)~6日(金): intacs認定 Provisional アセッサー トレーニング 詳しくはこちらをご覧ください。 http://biz3.co.jp/seminar ---------------------------------------------------------------------------- 【3】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 ---------------------------------------------------------------------------- Automotive SPICEのトレーニングコースが、株式会社システム・テクノロジー・アイ よりeラーニングコースとして発売されています。コースの詳細情報とお申込みにつ きましては、以下のサイトを御覧ください。 ・販売中のコース iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング(ベーシック) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(管理・支援系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(システム系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(ソフトウェア系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル2- iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル3- ・コースの詳細情報とお申込み http://www.systech-i.co.jp/www/cms/partner/index.html ★次回は5月18日(金)の発行を予定しています。 ************************************************************************** 発行元:ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 http://biz3.co.jp/ 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5階 TEL: 03-5791-2121(代表)    FAX: 03-5791-2122 *************************************************************************** ★本メールは、Biz3のイベントやセミナーにご参加・ご登録頂き、お知らせをお送り することにご了承頂いた方、メールマガジンの申込みをされた方、または弊社関係者 がご挨拶し名刺交換をさせて頂いた方にお送りしております。 ★配信停止、配信アドレス変更、削除などは、このメールへの返信でご依頼くださ い。 その際は、タイトルにその旨をお書きください。 メールあて先:magazine@biz3.co.jp ★その他ご不明な点はこちらからお問い合せください。 http://biz3.co.jp/inquiry