------------------------------------------------- http://biz3.co.jp/ -------- 【Biz3マガジン】2012年5月号 ◆『コンピテンス管理とコンピテンシー管理』◆ ---------------------------------------------------------------------------- 発信日◇2012年5月28日(月) 発信元◇ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 ==<<目次>>============================== 【1】<> 今月のキーワード:『コンピテンス管理とコンピテンシー管理』 【2】<> 2012年6月以降のトレーニング 【3】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 【4】<> Biz3 Webサイトのリニューアル ====================================== ---------------------------------------------------------------------------- 【1】<>今月のキーワード:『コンピテンス管理とコンピテンシー管理』 ----------------------------------------------------------------------------  今回のメルマガでは、「人」の能力を扱うコンピテンス管理と、「人」の個人の特性 を扱うコンピテンシー管理についてご紹介します。  どのような設備やツールを利用したとしても、製品を開発するのは「人」であり、 それぞれの活動に携わる「人」が十分な知識と経験、技術などの能力を持たずして、 対象製品の安全性を保証することはできません。また、「人」が作業をした時、作業結 果の品質は、能力だけではなく個人の特性(動機・使命感・価値観・信念など)によ る影響を受けます。このことを踏まえ、コンピテンス管理とコンピテンシー管理の2 つの視点で話を進めていきます。  まず、コンピテンス管理ですが、コンピテンスはISO 9001では「力量」や「能力」 と訳されます。ISO 26262ではコンピテンス管理について、「組織は、安全ライフサイ クルの実施に関係する人に、責任に相当する十分な技術レベル、能力および資格があ ることを保証しなければならない。」と要求しています。また、規格では、この能力と 資格を評価する時、開発の経験が考慮できるといっています。  開発プロジェクトでは、設計、テスト、管理などの様々な活動が担当者に割り当て られます。それぞれの活動を実行するために必要となる専門的知識、経験、スキルを 定義し、それらを満たす人材をプロジェクトに対して適切に割り当てる仕組みを、組 織が保証する必要があります。  次にコンピテンシー管理ですが、コンピテンシーは、1970年代に米国の心理学者で あるD・C・マクレランド(当時:米ハーバード大学 行動心理学教授)によって提唱さ れ、企業の人材採用では「特定の職務において業績を上げ続けている人に固有な行動 特性」という定義が定着しています。 コンピテンシーには拡張された様々な定義がありますが、行動特性に限定せず、「コ ンピテンシーとは、職務や役割における効果的ないしは優れた行動に結果的に結びつ く個人の特性(動機・使命感・価値観・信念など)」という定義で話を進めます。  ISO 26262では、コンピテンシー管理を直接的には要求していません。しかし、各個 人が効果的な仕事を実施できるように、個人の特性に合った職務を割り当てることは、 組織として、チームとして重要な活動と考えます。  作業を実施するにあたり、コンピテンスが保証されていても、コンピテンシーが合 っていなければ作業に要求される結果は得られません。たとえば、設計担当者につい て考えます。設計に必要な知識、経験やスキルがあっても、モチベーションが低い人 の設計結果をご想像ください。また、設計に必要な知識と経験がないが、設計者に必 要なモチベーションが備わっていたとしても、要求される設計結果を生み出すことは できません。  ISO 26262への対応を進める上で、コンピテンス管理と併せてコンピテンシー管理を 行うことは、安全への取り組みとして必要な活動といえます。コンピテンス管理で職務 を遂行するのに必要な能力を見極め、コンピテンシー管理で職務内容と個人の特性 との相性を考慮した上で、人材を職務に割り当てることは、作業結果の品質を上げる ことにつながり、安全性を保証する上で重要な項目の1つとなります。  また、コンピテンシー管理は、組織の安全文化を構築するための重要なアプローチ の1つです。組織の安全文化については、今後のメールマガジンでご紹介させていた だきます。 ---------------------------------------------------------------------------- 【2】<> 2012年6月以降のトレーニング ---------------------------------------------------------------------------- 2012年6月以降にBiz3本社で実施するセミナー、トレーニングのスケジュール は以下の通りです。お早めにお申込ください。 ◆アセッサー育成支援コース 2012年7月2日(月)~5日(木):Automotive SPICE 内部アセッサートレーニング 2012年7月2日(月)~6日(金): iNTACS認定 Provisional アセッサートレーニング 2012年11月5日(月)~8日(木):Automotive SPICE 内部アセッサートレーニング 2012年11月5日(月)~9日(金):iNTACS認定 Provisional アセッサートレーニング 2013年3月4日(月)~7日(木):Automotive SPICE 内部アセッサートレーニング 2013年3月4日(月)~8日(金):iNTACS認定 Provisional アセッサートレーニング 詳しくはこちらをご覧ください。 http://biz3.co.jp/training/ ---------------------------------------------------------------------------- 【3】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 ---------------------------------------------------------------------------- Automotive SPICEのトレーニングコースが、株式会社システム・テクノロジー・アイ よりeラーニングコースとして販売されています。コースの詳細情報とお申込みにつ きましては、以下のサイトを御覧ください。 ・販売中のコース iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング(ベーシック) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(管理・支援系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(システム系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(ソフトウェア系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル2- iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル3- ・コースの詳細情報とお申込み http://www.systech-i.co.jp/www/cms/partner/index.html ---------------------------------------------------------------------------- 【4】<> Biz3 Webサイトのリニューアル ---------------------------------------------------------------------------- 5月11日に、当社のWebサイトのリニューアルを実施いたしました。 まだ、準備中の部分も多くありますが、お客様のご期待に沿うよう、今年の夏頃まで を目途に継続してコンテンツの充実を図っていく予定です。 http://biz3.co.jp/ ★次回は6月22日(金)の発行を予定しています。 ************************************************************************** 発行元:ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 http://biz3.co.jp/ 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5階 TEL: 03-5791-2121(代表)    FAX: 03-5791-2122 *************************************************************************** ★本メールは、Biz3のイベントやセミナーにご参加・ご登録頂き、お知らせをお送り することにご了承頂いた方、メールマガジンの申込みをされた方、または弊社関係者 がご挨拶し名刺交換をさせて頂いた方にお送りしております。 ★配信停止、配信アドレス変更、削除などは、このメールへの返信でご依頼くださ い。 その際は、タイトルにその旨をお書きください。 メールあて先:magazine@biz3.co.jp ★その他ご不明な点はこちらからお問い合せください。 http://biz3.co.jp/contact/