------------------------------------------------- http://biz3.co.jp/ -------- 【Biz3マガジン】2012年7月号 ---------------------------------------------------------------------------- 発信日◇2012年7月31日(火) 発信元◇ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 ==<<目次>>============================== 【1】<>今月のキーワード:             『安全性を主張する上で必要な独立性の割り当て』 【2】<> 2012年7月以降のトレーニング 【3】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 ====================================== ---------------------------------------------------------------------------- 【1】<< Biz3コラム>> 『安全性を主張する上で必要な独立性の割り当て』 ----------------------------------------------------------------------------  今回のメールマガジンでは、安全性を主張する上で必要な独立性の割り当てに ついてご紹介します。ISO 26262のコンファメーションメジャーと呼ばれる各種活動 では、安全性を主張する上で独立性が求められています。ここでいう各種活動とは、 コンファメーションレビュー、機能安全監査、機能安全アセスメントの三種類の活動 を指しており、製品開発のライフサイクルの中で適切なタイミングで組織の安全方針 に基づいて、適切に計画される必要があります。  ISO 26262では、対象となる成果物の作成者とコンファメーションメジャーの実施者 の間の独立性が、それぞれのコンファメーションメジャーとASILの組み合わせによって、 I0~I3の四段階で要求されています。これらのI0~I3の独立性は、何のために求められ ているのでしょうか。  まず、I0とI1における独立性は、コンファメーションメジャーの実施者と成果物の 作成者が異なるということを求めています。これらは、成果物の作成者個人のヒューマン エラーや不正行為などに起因した問題の検出を期待します。実際のところ、このレベル の独立性においては、担当者間の人間関係などから、不正行為について指摘しにくい面 もありますので、作成者個人の「うっかりミス」や「思い込み」などのヒューマンエラー を検出することを主な目的と考えていただいた方が良いと思います。なお、I0とI1の 違いは、この独立性を適用することが「should:すべき」「shall:しなければならない」 という要求の強さの違いになります。  次にI2における独立性は、コンファメーションメジャーの実施者が成果物の作成者 と異なるチームに属していることを求めています。これは、主にチーム内の固定概念に 起因した問題や、チームとしての不正行為などに起因した問題の検出を期待します。 ここで言う異なるチームとは、成果物の作成者が携わる開発プロジェクトからの独立性を 指しており、同じ部署内であっても、担当するプロジェクトが異なっていれば、これに 該当します。  もっとも厳しいI3における独立性は、コンファメーションメジャーの実施者が成果物 の作成者と異なる部署や組織に属していることを求めています。これは、I2までの期待 に加えて、対象の開発部署の制約(コスト、リソース、納期など)に起因した問題の 検出と強い是正勧告を期待します。ここでいう強い是正勧告とは、ただ強く指摘する というだけではなく、問題解決に向けたアクションを起こすことが求められます。 たとえば、プロジェクトに割り当てられたリソースが不足しているために問題を解決でき ないのであれば、プロジェクトに対してリソースを新たに割り当てる必要があります。 そのため、I3では管理、リソース、納期に関する独立した権限を持つことが求められて います。  たとえば、ある組織がソフトウエアツール認定報告のコンファメーションレビューを 実施したとします。このケースにおいて、ISO26262では、I1(ASIL Dの場合)が求め られていますが、このコンファメーションレビューを、I3に該当する独立した品質管理 部門の担当者が実施したとします。この場合、担当者の担当範囲外であり、ソフトウエア ツールの想定されたユースケースと開発現場のユースケースの違いを判断することは対応 出来ません。それにより、開発現場によるソフトウエアツールの想定外のユースケースを 見落とすリスクが発生します。このような事が考えられるため、ソフトウエアツール認定 報告に対して、I3のコンファメーションレビューを実施することが、適切とはいえません。  このように安全性を主張する上で必要な独立性は、プロジェクトライフサイクルの中で 各種活動における目的とそれを達成可能な独立性を考慮して設定し、安全活動へと割り 当てることが重要です。 ---------------------------------------------------------------------------- 【2】<> 2012年8月以降のトレーニング ---------------------------------------------------------------------------- 2012年8月以降に実施するセミナー、トレーニングのスケジュールは以下の通りです。 お早めにお申込ください。 ◆intacs認定 Automotive SPICE Provisional アセッサートレーニング 2012年11月5日~9日(5日間)、東京・恵比寿 2013年3月4日~8日(5日間)、東京・恵比寿    ◆Automotive SPICE 内部アセッサートレーニング 2012年11月5日~8日(4日間)、東京・恵比寿 2013年3月4日~7日(4日間)、東京・恵比 ◆詳しくはこちらをご覧ください。 http://biz3.co.jp/training/ ---------------------------------------------------------------------------- 【4】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 ---------------------------------------------------------------------------- Automotive SPICEのトレーニングコースが、株式会社システム・テクノロジー・アイ よりeラーニングコースとして販売されています。コースの詳細情報とお申込みにつ きましては、以下のサイトを御覧ください。 ・販売中のコース iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング(ベーシック) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(管理・支援系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(システム系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(ソフトウェア系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル2- iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル3- ◆コースの詳細情報(株式会社システム・テクノロジー・アイのページ) http://www.systech-i.co.jp/www/cms/partner/index.html ************************************************************************** 発行元:ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 http://biz3.co.jp/ 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5階 TEL: 03-5791-2121(代表)    FAX: 03-5791-2122 *************************************************************************** ★本メールは、Biz3のイベントやセミナーにご参加・ご登録頂き、お知らせをお送り することにご了承頂いた方、メールマガジンの申込みをされた方、または弊社関係者 がご挨拶し名刺交換をさせて頂いた方にお送りしております。 ★配信停止、配信アドレス変更、削除などは、このメールへの返信でご依頼くださ い。 その際は、タイトルにその旨をお書きください。 メールあて先:magazine@biz3.co.jp ★その他ご不明な点はこちらからお問い合せください。 http://biz3.co.jp/contact/