------------------------------------------------- http://biz3.co.jp/ -------- 【Biz3マガジン】2012年9月号 ---------------------------------------------------------------------------- 発信日◇2012年9月7日(金) 発信元◇ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 ==<<目次>>============================== 【1】<>今月のキーワード:             『ISO 26262で求められている表記法の適用の観点』 【2】<> 2012年9月以降のトレーニング 【3】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 ====================================== ---------------------------------------------------------------------------- 【1】<>今月のキーワード:             『ISO 26262で求められている表記法の適用の観点』 ----------------------------------------------------------------------------  ISO 26262ではセーフティライフサイクルを通じた安全活動の中で、設計や要求仕様 を表記する際に適切な状況で適切な表記法を使用することが求められています。 今回のメールマガジンでは、ISO 26262で求められている表記法の適用の観点について ご紹介します。  ISO 26262で求められている表記法を使用する上では、“構文形式”、“セマンティック” の二つの観点が重要となります。一つ目の“構文形式”とは、文章、図、表などの書式 や構成に関する制約についての形式です。二つ目の“セマンティック”は、表記に用 いる文章、図、表などの意味の解釈の形式です。  それでは、ISO 26262で推奨されている四つの表記法である「自然言語表記」、「非形式 表記」、「準形式表記」、「形式表記」について、“構文形式”、“セマンティック” を含めて、 表記法の適用の観点をご紹介します。  まず、「自然言語表記」は、人間が通常の意思疎通に使用している言語を用いた表記法 です。この表記法は、柔軟な表現が可能な反面、表現の曖昧さや読み手の誤解釈を生む ことがあり、自然言語表記を使用する際の構文形式やセマンティックに関する制約を ガイドライン、チェックリストに定義することなどの工夫が求められます。  次に「非形式表記」は自由な図や表を用いた表記法です。非形式表記は、表記法の そのものに表記の制約がない、つまり図や表を自由に描くことのできる表記法です。 この表記法は、タイミング図やフローチャートなど、「自然言語表記」だけでは表現 しにくい内容について、書き手の意図を直感的なイメージで読み手に伝えることが出来 ます。しかし、「自然言語表記」と同様に、自由な表現が可能な反面、表現の曖昧さ を生みやすいため、表記に関する制約をガイドライン、チェックリストなどに設ける ことが同じく必要となります。  三つ目の「準形式表記」は、表記法のそのものに構文形式の制約を持つ図や表を用 いた表記法です。この「準形式表記」は、コンポーネントの振る舞いや状態遷移と いった設計に用いられます。「準形式表記」では表記法のそのものに制約があるため、 書き手による図や表を表現の曖昧さを抑えることができます。しかし、「準形式表記」 は、表記法そのものにセマンティックに関する制約がないため、読み手による誤解釈 を生みやすく、セマンティックに関する制約をガイドライン、チェックリストなどに 設けることが必要となります。この「準形式表記」は、UMLやSDLなどが例として挙げ られます。  最後の「形式表記」は、表記法そのものに制約を持つ厳格な表記法です。これは 数学的手法を用いて表記された一意な解釈が保証されます。ただし、「形式表記」は、 その表記法の習得が容易ではないものもあり、それが導入の難しさを生む場合も あります。  これらの表記法は、それぞれに特徴を持っており、いずれかの表記法のみをすべて に適用するというよりも、それぞれの表記法の特徴を最大限に活かした適用が望ま しい姿と言えるでしょう。 また、いずれの表記法を用いる場合においても、その解釈に誤りが混入しにくい 仕組みを構築することが重要です。そのため、先に述べた“構文形式”、“セマン ティック”それぞれの観点から、表記法を見直してみてはいかがでしょうか。 ---------------------------------------------------------------------------- 【2】<> 2012年9月以降のトレーニング ---------------------------------------------------------------------------- iNTACS認定 Automotive SPICE Competent アセッサートレーニングの開催を追加 いたしました。リードアセッサーとしてアセスメントの実施を考えている方は、是非 この機会にトレーニングの受講をご検討いただければ幸いです。 2012年9月以降に実施するセミナー、トレーニングのスケジュールは以下の通りです。 お早めにお申込ください。 ◆iNTACS認定 Automotive SPICE Competent アセッサートレーニング 2013年3月11日~15日(5日間)、東京・恵比寿 ◆iNTACS認定 Automotive SPICE Provisional アセッサートレーニング 2012年11月5日~9日(5日間)、東京・恵比寿 2013年3月4日~8日(5日間)、東京・恵比寿    ◆Automotive SPICE 内部アセッサートレーニング 2012年11月5日~8日(4日間)、東京・恵比寿 2013年3月4日~7日(4日間)、東京・恵比寿 ◆詳しくはこちらをご覧ください。 http://biz3.co.jp/training/ ---------------------------------------------------------------------------- 【3】<> Automotive SPICE のeラーニング販売中 ---------------------------------------------------------------------------- Automotive SPICEのトレーニングコースが、株式会社システム・テクノロジー・アイ よりeラーニングコースとして販売されています。コースの詳細情報とお申込みにつ きましては、以下のサイトをご覧ください。 ・販売中のコース iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング(ベーシック) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(管理・支援系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(システム系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセス-能力レベル1-(ソフトウェア系プロセス) iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル2- iStudy for Automotive SPICE プロセストレーニング-能力レベル3- ◆コースの詳細情報(株式会社システム・テクノロジー・アイのページ) http://www.systech-i.co.jp/www/cms/partner/index.html ************************************************************************** 発行元:ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社 http://biz3.co.jp/ 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5階 TEL: 03-5791-2121(代表)    FAX: 03-5791-2122 *************************************************************************** ★本メールは、Biz3のイベントやセミナーにご参加・ご登録頂き、お知らせをお送り することにご了承いただいた方、メールマガジンの申込みをされた方、または弊社関係者 がご挨拶し名刺交換をさせていただい方にお送りしております。 ★配信停止、配信アドレス変更、削除などは、このメールへの返信でご依頼くださ い。 その際は、タイトルにその旨をお書きください。 メールあて先:magazine@biz3.co.jp ★その他ご不明な点はこちらからお問い合せください。 http://biz3.co.jp/contact/