一般開催トレーニング
PUBLIC TRAINING
【無償】自動車サイバーセキュリティセミナー ~Automotive SPICEを活用したCSMS構築~


***************************************************************
本セミナーは、2021年9月15日開催サイバーセキュリティ概論トレーニングと9月16-17日開催サイバーセキュリティ規格詳細解説トレーニングに向けたご紹介セミナーとなります。これらのご受講をご検討中の方は、お申込み欄に「受講検討優先枠」が記載されている方からお申込みください。

本セミナーのプログラムのうち、「ISO/SAE 21434の概要紹介」と「Automotive SPICEを活用したCSMS構築の勘所」は、昨年11月、12月に開催しました無償セミナーの内容とおおむね同じですが、「Automotive SPICE for Cybersecurity (ドラフト)のご紹介」(遅くとも2022年7月より施行開始予定のAutomotive SPICE拡張版、メールマガジンの記事はこちら)が新規の講演となります。

尚、本セミナーは2-3か月に1回程度の頻度で定期的に開催予定です。
***************************************************************

コネクテッドカーの本格的な展開に伴い、2020年6月、国連WP.29(自動車基準調和世界フォーラム)において、サイバーセキュリティ及びサイバーセキュリティ管理システム(CSMS:Cybersecurity Management System)、ソフトウェア更新及びソフトウェア更新管理システム(SUMS:Software Update Management System)の2つのレギュレーションが採択されました。この結果を受け、各国で法規化が進められています。

日本においても2020年12月に国土交通省より、国内で登録される全ての車両を対象に上記2つのレギュレーションを適用する方針が示されました。適用のタイミングは無線ソフトウェアアップデート機能の有無によって異なり、よりタイミングの早い無線ソフトウェアアップデート機能ありの車両では2022年7月以降に登録される新型車でレギュレーションへの適合が必須となります。CSMSレギュレーションには、対応する規格ISO/SAE 21434が存在するため、実際はISO/SAE 21434に準拠して自動車を開発することになります。この背景から、OEMやサプライヤーの開発現場では、従来の品質マネジメントや機能安全などの国際規格に準拠した製品開発に、さらにサイバーセキュリティ規格に準拠した製品開発の要件が加わります。これらの異なる要件を製品開発プロセスにどのように実装するかが、品質をベースに安全かつセキュアな製品を効果的に開発するための鍵になります。本セミナーでは、CSMS構築の全体像を把握するために、WP.29の各要件とISO/SAE 21434との対応関係を通して、ISO/SAE 21434 におけるCSMSの概要を解説します。そして、安全でセキュアな製品を効果的に開発するために、Automotive SPICEを活用しながら既存のプロセスに、CSMSを構築する際の勘所を紹介します。最後に、VDA-QMC(*1)が発行した「Automotive SPICE for Cybersecurity」ドラフト版の概要を、同じくVDA-QMC発行のCSMS監査指針「Automotive Cybersecurity Management System Audit」と併せてご紹介します。
*1) ドイツ自動車工業会 品質マネジメントセンター

<プログラム>
ISO/SAE 21434の概要紹介(10分)
Automotive SPICEを活用したCSMS構築の勘所(10分)
Automotive SPICE for Cybersecurity (ドラフト)のご紹介(10分)
質疑応答(30分)
講演者:大野 貴正

  • 受付状況
    期 間
    時 間
    場 所
    お申し込み
  • 2021年08月04日
    11:00~12:00(受講検討優先枠)
    サイバーセキュリティ概論または規格詳細解説トレーニングご受講検討者向け
    締 切
  • 2021年08月04日
    11:00~12:00
    遠隔地
    締 切
費用 無料

■同業となる企業の方(コンサルティング業務に携わる方)のお申し込みは、ご遠慮ください。
注意事項 【オンライン受講時の注意事項】
提供システム:Zoom
※PCからのVoIP通話、またはコールイン機能(電話で会議に参加できますが、通話料はお客様のご負担となります)が使用できます。
※音声・画像の品質悪化を防ぐために、安定した通信回線をご利用ください。推奨環境は以下の通りです。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023-System-Requirements-for-PC-Mac-and-Linux
ご使用のPCにてZoomを使用できるかどうか、事前に以下のサイトへアクセスしてご確認ください。
https://zoom.us/test
※お申込みいただいた方以外の聴講は、ご遠慮ください。
※講義内容の録音は固く禁じます。
主な対象者 サイバーセキュリティ要件に対応した製品開発をこれから始める方
機能安全とサイバーセキュリティ要件に対応した製品開発を進めている方
受講条件 ■同業となる企業の方(コンサルティング業務に携わる方)のお申し込みは、ご遠慮ください。
所要時間 1時間
  • 無償セミナー&無償相談会
    開催要綱&日程はこちら
    無償紹介セミナーと無償相談会のご案内です。
  • intacs 認定
    アセッサー育成支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    Automotive SPICE に基づくプロセス改善活動や、ISO 26262 対応の一環で安全文化の構築および定着化を推進する方が、業界標準となる知識の習得を目指すと共に、認定アセッサーとして社内外で活動するために有効なトレーニングコースです。貴社にてプライベート開催も実施可能です。
  • サイバーセキュリティ
    実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    ISO/SAE 21434 サイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)や、ISO 24089 ソフトウェアアップデートの規格対応に向けて、基礎的な知識の習得に有効なトレーニングコースです。
  • Automotive
    SPICE 実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    開発プロジェクトを指揮するリーダーや、プロジェクトメンバーとしてシステム開発、ソフトウェア開発を担当される方に求められる様々な技術、管理手法、プロセスを体系的に習得することが可能なトレーニングコースです。貴社にてプライベート開催も実施可能です。
  • ISO 26262
    機能安全実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    車載ECUシステム開発(システム/ハードウェア/ソフトウェア)を担当するエンジニアが、これから ISO 26262 に対応した安全設計を実施して行くために必要な基礎知識の習得に有効なトレーニングコースです。貴社にてプライベート開催も実施可能です。
  • プロセスマイニング実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    プロセスマイニングとは、規格やプロセスモデルに基づいた従来のプロセス改善とは異なり、現状のプロセス活動で生成されるイベントデータからプロセスを再構成、見える化、分析する技術です。プロセスマイニングを改善に活用する体系的なアプローチを理解することが可能なトレーニングコースです。
  • DO-178C(航空分野向け)
    実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    DO-178Cへの準拠が要求されるソフトウェア製品開発プロジェクトを指揮するリーダーやプロセス改善メンバーが、新規にプロセス構築するため、または、既存プロセスをDO-178Cの目的を満たすように適合させるためのアプローチを習得することが可能なトレーニングコースです。貴社にてプライベート開催も実施可能です。
  • 品質マネジメントシステム
    実践支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    品質マネジメントシステムを管理されている方が、IATF16949の要求事項に関する基礎知識の習得に有効なトレーニングコースです。
  • リードアセッサー
    育成支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    アセスメントの実践的スキルを習得するためのオリジナルトレーニングをご提供いたします。本コースは、弊社グループ会社であるアセッサー・アカデミー株式会社が主催します。詳細・お申込みは以下にアクセスください。 https://assessor.co.jp/training/skillup/