運輸省(現国土交通省)の専門学校である航空保安大学校で航空管制通信官としての勉強をし、国際線の通信業務を担当してきました。
航空機の定点報告通信や航空機の故障・急患といった緊急連絡など、間違いが許されない業務を11年間担当。
ミスは上司ではなく、直接自分の責任として返ってくるのが通信官の世界であり、非常にシビアな環境でした。
業務は重責でも、自分がやりたかった仕事だったので、今振り返っても充実した毎日でしたね。
ところがGPSが登場すると、音声通信はあくまでバックアップ用という位置づけになり、
書類業務が主たるものへと業務内容が変化。
生の対応力を生かせる仕事を続けたいと考え、2008年にコンサルタント通訳として当社に入りました。