信頼されるコンサルタントだけが
本音の課題に向き合える
Noritsugu Anzai
シニア・テクニカル・ディレクター
エンジニアと経営の経験を生かしてコンサルタントに
私は80年代から車載関連機器のサプライヤーで車載用オーディオの開発やナビゲーションの基礎研究に携わっており、ハードウェア、ソフトウェア、システム領域でトータルな製品開発の経験を積んできました。その後、業務改革プロジェクトや、中国子会社の立ち上げ、中国の開発部隊の育成なども成功させ、日本帰任のタイミングで転職を検討しました。ミッションが一段落し、これから自分は何をやっていこうかと考えたときに、中国での経営の経験や、改善・改革の経験を生かしたいという発想からコンサルタントという道を見つけました。前職時代からBiz3の実績は知っていましたが、一般論を語るだけではなく、開発の現場まで入り込むコンサルタントという印象があり、それはまさに理想のあり方だと思いました。
真の課題を発見し、製品全体に関わるプロジェクトが始動
現在は、大手顧客のソフトウェア、ハードウェア、システム領域にまたがる大規模なコンサルティングに携わっています。当初は、ISO 26262に対応したハードウェア開発の標準プロセスを構築したいという依頼だったのですが、ヒアリングをしていくうちに組織構築に関わる上位の課題が見つかり、より広範な領域でのコンサルティングが必要だということがわかりました。私が真の課題に気づけた理由は、私も前職で似たような課題に悩んだことがあったからです。外部のコンサルタントに本当の悩みをどこまでぶつけていいものか。信用できるコンサルタントにしか本音はぶつけられません。依頼された要求だけでなく、その裏にある課題を正しく把握し、改善につながる支援をしていくことがコンサルタントの使命だと考えています。
チームによる相乗効果で、社会貢献を成し遂げる
今後、私は当社の強みをソフトウェアだけでなく、ハードウェアやシステム領域にまで広げていきたいと考えており、そのためには人材育成が不可欠だと考えています。コンサルタントは、常に自分自身を成長させ、その結果として課題解決の考え方や手段を提案していく仕事です。そのような価値を提供できるコンサルタントを一人でも多く育てていきたいですね。一人のプロフェッショナルではなく、チームによる相乗効果を創出していけば、多くのお客様の課題を解決することができ、結果として社会貢献にもつながります。そしてお客様に対しては、私たちの成果として、本当に変化を実感してもらいたいと願っています。単にプロセスを構築するだけではなく、その先にまで踏み込んで真の課題を解決していく。私たちは、そんなコンサルタントであり続けたいと思っています。