DO-178Cについて

Intro to DO-178C

3. レベルA/B認証を効率よく取得するには?

前章で説明したDO-178Cのソフトウェア開発ライフサイクルの各プロセスで達成すべき目的は、DO-178Cの中で、詳細に定義されているが、付録-Aで、表形式にまとめられている。Fig. 3は、各プロセスの達成すべき目的が定義されている付録-Aの表との対応付けを示している。

Table 2は、付録-Aの表A-1~A-10で定義されている達成すべき目的数をソフトウェアレベル別に示している。目的数の後ろに(数字)と記載されているものは、目的数の内、独立した組織での実施が要求される目的数を示している。レベルAは、安全要求レベルが一番高いソフトウェア開発で、開発ライフサイクル全体に渡って達成すべき目的数は、71となる。その内30個は、独立した組織での実施によって達成すべき目的数である。一方で、レベルEは、達成すべき目的数が0となっている。これは、あくまでも認証という視点で達成すべき目的数が0という意味である。

開発対象のプロジェクトのソフトウェアレベルが、レベルA又は、レベルBに割当てられると、各目的を達成することが可能な組織的な標準プロセスを基に、プロジェクトの特性、最大限のツール使用を含むソフトウェア開発ライフサイクルの定義(テーラリング)を行い、プロジェクトを実施しなければならない。開発対象のソフトウェアアプリケーションが、初めてDO-178CレベルAまたはレベルBの認証取得を計画している場合、DO-178Cで要求されている目的を達成するだけでなく、同時に、開発時間や作業工数の短縮が可能な最適なプロセスの構築がプロジェクト成功の鍵となる。

この課題に対して、「アセッサーによるプロセス評定と開発現場で使用されているツールを熟知しているコンサルタントの知見」を利用することでDO-178Cに対するギャップ抽出からプロセス改善実施、プロジェクト適用、認証活動までを支援できることが、当社の強みである。以下の流れで、DO-178CレベルA、レベルB認証プロジェクト支援をする。

[DO-178Cを理解しているアセッサーまたはコンサルタントによる現状プロセスとのギャップ分析]

・DO-178Cで明示されている達成すべき各目的が既存プロセスでどの程度達成できるかを評定し、不足している項目を洗い出す
・既存の計画書と開発スタンダードがDO-178Cの目的達成に不足している項目を洗い出す

[ギャップ分析に基づいて、プロセス構築とプロセスの最適化を実施]

・DO-178Cに適したツール選定(ツール選定基準やツール評価観点を提案)
・モデルベース開発手法をマイグレーションした最適なプロセス定義、プロセス資産構築

[プロジェクトへの適用]

・プロセストレーニングの実施
・プロジェクト計画書作成、プロセステーラリング
・認証機関向け計画書作成

[認証審査への対応]

・SOI#1~SOI#4の参加と支援

[改善活動]

・プロセスデータを取得、傾向分析、弱みの監視
・強化するための改善案を策定し、改善を実施