ビジョン

OUR VISION
担当者の気持ちに寄り添い
日本のものづくりに
誇りを取り戻したい
ファン・マヌエル・エステベス 
代表取締役社長
現在、自動車業界は極めて大きな変革の時期にあります。これまでの変化は従来の技術の延長線上にある予測しやすいものでしたが、自動運転・コネクテッドカーなどへの変化は業界構造にパラダイムシフトをもたらすと考えています。だからこそ今、日本の製造業の底力、激変への対応力が問われています。そこで私たちは「変わりたい」という強い気持ちを持ったお客様に応えるための支援を行いたいと考えています。
コンサルティング会社らしくない、
コンサルティング会社
設立にあたって私が目指したのは、コンサルティング会社らしくないコンサルティング会社でした。背景にあるのは前職のコンサルティングファーム在籍時代(20代前半)の原体験です。当時担当した製造業のお客様に対するご支援の中で、少し背伸びして時折使用した「コンサルタント的なカタカナ用語」が技術者の方々へ全く響きませんでした。 現在は社内で「しみじみ感」と呼ぶこともあるのですが、コンサルタントらしい言葉使いよりも、ものづくりの苦労や醍醐味を深く理解している空気感が言葉になければ、技術者の方に心から信頼されないことに気付かされました。表層的な言葉でごまかすことなくお客様に真に寄り添えるパートナーを理想とし、いわばエンジニアとコンサルタントのハイブリッドのような組織を追求したいと考えています。
愚直なまでに正直に、
お客様と向き合う
当社にご相談いただくお客様の中には、他社に依頼していたコンサルティングが上手くいかず、当社に乗り換えていただくケースや、また当社から一度他社に変えたものの、やはり戻ってきていただけるケースが多くあります。その理由として、当社はお客様に対して真っ正直な提案をするからだと考えています。大変なプロジェクトであれば、最初からむやみにハードルを下げたりはせず事実をお伝えし、相応の覚悟をお客様と共に共有することを重視しています。
当社の特長として、元エンジニアが多く在籍しているということが挙げられます。ものづくりにおける多様な経験を持った社員が集まり、さまざまなお客様の悩みに応えています。じっくりとお客様の話を聞き、課題を見つけ出していく。そんな「しみじみ感」を持って話せるコンサルタントが数多く集う場(=組織)として今後も成長して行きたいと考えています。
パラダイムシフトをお客様と
共に乗り越え、日本のものづくりを
変革したい
かつて世界中から品質の高さを認められた日本のものづくりは今、危機的な状況にあります。業界構造そのものが大きく変わろうとしている中で、変化に追いつけず市場を失い、縮小に追いやられていく未来は避けなければなりません。
私がこの業界に入った当初は、匠や職人と呼ばれる方たちが今よりも遥かに多くいらした気がします。少々の失敗に怯むことなく、むしろワクワクしながら向き合い乗り越えて行く光景が当たり前のようでした。そんな人たちに憧れて私はこの仕事を続けているのですが、近年は製品が大規模化、複雑化する一方で失敗や挑戦が許されないためか、自らが開発した製品への愛着を持てていない技術者が増えてきているようです。このような組織文化やものづくりの仕組みの問題も含めて、私たちがお客様自身の変革をお手伝いをすることで、目前に迫っているパラダイムシフトを乗り越え、そして私たちも常に変化を続けられる会社でありたいと考えています。