当社のトレーニング体系が目指す期待効果

車載システム開発のプロセス改善（Automotive SPICE）、機能安全（ISO 26262）、およびサイバーセキュリティ（ISO/SAE 21434、ISO 24089）に必要な中核人材の育成を目的とした多彩なトレーニングコースを提供しています。

解説や講義中心のトレーニングに比べ、講義に演習、実例に基づく議論を組み合わせたワークショップ形式によって、開発現場の課題解決やプロセス改善をスピード感をもって推進する人材の育成を可能にします。講義に演習と議論が伴うことで、専門知識を身につけ、さらに演習や課題の内容を議論することで、課題解決力を向上し、そのスキルを現場で活用できるようになります。また、受講者同士の議論を通して、さまざまな価値観に触れ、異なる解決策を体感することで、課題解決力に加えて応用力を身につけることができます。開発現場およびプロセス改善に携わる個々の専門知識、応力、課題解決力が向上することで、市場の急激な変化に追従する、競争力の高い製品を開発する組織へと成長することが期待できます。

更に、当社のトレーニングを貴社固有の課題を対象に、カスタマイズ（プライベートで開催）することで、より深く、実践的な内容として活用することも可能です。

当社のトレーニング体系の全体像

車載システムの開発現場のプロジェクトリーダー、設計・テストエンジニア、品質保証担当者にとって、品質の基礎となるプロセス、その上に安全、安心を作り込むプロセスをどのように実装していくかを理解し、知識や経験を身につけるトレーニングコース（下図の下段）と車載システム開発プロセスの効果的な改善サイクルを実行する中核的な人材となるAutomotive SPICEアセッサー育成コース（下図の上段）で構成されたトレーニング体系です。

特に、Automotive SPICEアセッサー育成に関しては、intacs認定トレーニングプロバイダーとして、2006年よりAutomotive SPICEアセッサートレーニングを開始し、これまでに1,500名以上の受講者を輩出してきました。グローバルでもトップクラスの実績を持ち、アジア地域では随一の評価を得ています。