Automotive SPICE 4.0 実装支援コース プロジェクト概論トレーニング(全5種)
CASE対応やSDV対応など、昨今の自動車業界における急速な技術変化に対応できる人材育成が重要な課題だと捉え、プロジェクトを実施する上で必要な活動の基礎知識を習得する「プロジェクト概論トレーニング」を用意しています。
トレーニング名 | トレーニングの概要 | 種類 |
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プロジェクト概論トレーニング (全5種類) | Automotive SPICEとは関係なく、プロジェクトを実施する上で必要なプロジェクト活動の基礎知識を習得します。 (講義+演習) | 1.プロジェクト管理 2.テストマネジメント 3.ソフトウェアテスト 4.サプライヤ管理(準備中) 5.品質保証(準備中) |
1.プロジェクト管理
コースの概要 | アジェンダ |
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プロジェクトを成功させるには、開発製品固有の専門技術やエンジニアリングスキルだけでは不十分です。 本トレーニングでは、これからプロジェクト管理の業務を実施する方や、すでに実施しているが改めて知識を整理したい方を対象に、特に計画立案や進捗管理における実践ポイントを押さえ、現場で即活用できるスキルの習得を目的としています。 講義形式: 3時間 | 1.プロジェクト管理の概要 2.プロジェクトの開始 3.プロジェクトの計画 ・開発ライフサイクル、WBS、見積り、スケジュール ・リスク管理 4.プロジェクトの実行(監視&制御) ・プロジェクトの活動状況の監視 ・リスクの監視 ・監視結果に基づく制御 5.プロジェクトの終了 6.質疑応答 |
このような方におすすめ
- 車載システム開発のプロジェクト管理の基礎を体系的に学びたい方
- プロジェクトリーダーとしてチームを円滑に動かしたい方
講師からのメッセージ
開発プロジェクトには、多くの不確実性が伴います。また、社内の別部門やサプライヤーなども含む多数の関係者が関わるケースも少なくありません。こうした状況で、個人の勘や経験に頼り過ぎた、プロジェクト管理では危険です。場当たり的な管理によって、見積りが大きく外れスケジュールが破綻、顧客とのコミュニケーションが上手くいかない、その結果、チームメンバーが疲労困憊しているといった経験をした事はありませんか?だからこそ、プロジェクトのゴールを明確に定め、外部・内部要因によるリスクを特定し、活動、リソースおよびリスクを適切に管理し、推進していくことが重要です。
本トレーニングを通して、「自分が実施している活動を論理的に説明できる状態」を目指して頂きたいと思います。
担当講師
2.テストマネジメント
コースの概要 | アジェンダ |
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テスト活動を確実に実施するためにPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルに沿って管理・運用することが重要です。 本トレーニングでは、テスト計画、テストのモニタリングとコントロールの進め方について、実務に役立つ知識を学んでいただけます。 テストマネジメントの必要性について理解を深め、テスト活動を確実に管理するために必要なテスト計画、テストのモニタリングとコントロールのポイントを解説致します。テスト計画では考慮すべき点が多くあり、コンサルティングやアセスメントを通して、項目が不足しているが多く見受けられました。 本トレーニングでは、テスト計画の項目に対する必要性を理解していただくために、項目ごとに目的や背景を含めて詳細に解説いたします。 講義形式: 6時間 | 1.テストマネジメントの概要 2.車載システムにおける検証プロセス 3.テスト活動:計画 ・目標と戦略の策定 ・役割と責任の定義、見積り、スケジュール作成 ・テスト技法(テスト手段、テストケース設計技法) 4.演習:テスト活動におけるリスク 5.テスト活動:テストの監視と制御 6.質疑応答 |
このような方におすすめ
- 過去のプロジェクトに倣い、テスト活動を何気なく実施されているの方
- プロジェクトのテスト活動に課題を感じている方
講師からのメッセージ
ソフトウェアテストにおいて、過去のプロジェクトや先輩たちから実施方法を教えていただいたが、実施の目的を理解できておらず、適切な方法で実施できるかが不安になることがないでしょうか。
また、顧客からなぜそのような活動を実施しているかを質問されることもあると思います。
「自分が実施している活動を論理的に説明できる状態」を目指し、皆さんが実施する活動の目的や様々な手法をトレーニングで提供していきます。
担当講師
3.ソフトウェアテスト
コースの概要 | アジェンダ |
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車載システムの品質要求を満たすために、開発プロジェクトの中で実施する重要な活動がテスト活動となります。テスト活動では、「設計通りにソフトウェアやシステムが開発されているか」、「ソフトウェアやシステムが要求通りに動作するか」などを確認し、車載システムやソフトウェアが意図した通りに動作することを証明します。 本トレーニングコースでは、テスト分析~テスト完了までの具体的な実施方法について、実務に役立つ知識を習得します。 テストの目的に応じた分析や、効率的かつ効果的なテストケースを設計いただくために、テスト分析の観点や実務で活用できるテストケース設計技法の具体例などを用いて詳細に解説いたします。 講義形式: 6時間 | 1.ソフトウェア開発におけるテストの概要 2.車載ソフトウェアの役割と安全性 3.車載システムにおける検証プロセス 4.テスト活動:テスト分析~テスト完了 ・テスト活動の概要 ・テスト分析、演習 ・テスト設計、演習 ・テスト実装 ・テスト実行 ・テスト完了 5.質疑応答 |
このような方におすすめ
- 過去プロジェクトに倣ったテスト活動を実施しているが、適切に実施できているか疑問を感じている方
- プロジェクトのテスト活動に課題を感じている方
講師からのメッセージ
ソフトウェアテストにおいて、過去のプロジェクトや先輩たちから実施方法を教えていただいたが、実施の目的を理解できておらず、適切な方法で実施できるかが不安になることがないでしょうか。
また、顧客からなぜそのような活動を実施しているかを質問されることもあると思います。
「自分が実施している活動を論理的に説明できる状態」を目指し、皆さんが実施する活動の目的や様々な手法をトレーニングで提供していきます。
担当講師
4.サプライヤ管理
現在、「サプライヤ管理」に関するトレーニングコンテンツは作成中です。しばらく、お待ちください。
5.品質保証
現在、「品質保証」に関するトレーニングコンテンツは作成中です。しばらく、お待ちください。