Automotive SPICE 4.0 実装支援コース プロセス実装ワークショップ
トレーニング名 | トレーニングの概要 | 種類 |
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プロセス実装ワークショップ | プロジェクト活動として実施する上で必要な手法や技法を深く理解し、演習で実践します。実践した結果を他受講者と共有し、相場感や気づきを得ます。 (講義+演習+議論) | 1.ソフトウェア要求分析の考え方 |
プロセス実装ワークショップ
1.ソフトウェア要求分析の考え方
ソフトウェア開発の現場では、上位要求からソフトウェア要求仕様への適切な落とし込みが品質や後工程の効率を左右します。しかしながら、過去のコンサルティングやアセスメントを通じて、「どの観点で分析すればよいか分からない」「分析結果をどのようにまとめ、仕様に反映すればよいか迷う」「チーム内の考え方の違いが障壁になっている」といった要求分析における課題が多数浮かび上がっています。そこで本ワークショップでは、こうした課題を解決すべく、ソフトウェア要求分析の観点や整理手法を体系的に学び、明日からの業務に活かせる知識を得ることを目指します。
コースの概要 | アジェンダ |
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本ワークショップでは、ソフトウェア要求分析の重要性や、仕様化および分析の各ポイントを解説した上で、具体的な題材を用いた要求分析を受講者グループ単位で実施します。題材は、ある機能における「ソフトウェア要求の分析から整理」までを体験できる構成となっており、グループ内での議論は、現場での適用を意識した実践形式となっています。また、グループディスカッション後には、受講者全体での発表および意見交換を通じて、ソフトウェア要求分析の課題解決に向けたヒントを得ることができます。 講義形式: 3時間 | 1.イントロダクション ・自己紹介、本日の進め方 2.ソフトウェア要求分析の概要説明 3.演習と議論 ・ディスカッションの説明 ・グループディスカッション ・全体発表と意見交換 4.振り返り、質疑応答 |
このような方におすすめ
- ソフトウェア要求分析手順をこれから整備しようとしている方
- 仕様への反映方法に悩みを抱えている方
- チーム内での分析アプローチを共通化したい方
講師からのメッセージ
Automotive SPICEを理解しているものの、現場でどのように実践すれば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そうした「分かった」を「できる」に変えられる様、ワークショップでは、知識を現場で活かす具体的な手法やアプローチを学んでいただきながら実践力を高める場として、皆様が一歩踏み出し成果を実感できるような機会を提供していきます。