コンサルタント紹介

エンジニアの「作る情熱」を取り戻す
ディレクター
エンジニアからコンサルタントへ
私はこれまで2社のTier-1サプライヤーで合わせて約15年、車載ソフトウェアの開発に従事してきました。その15年を通して、量産前の先行研究開発から始まり、量産製品のソフトウェア開発、ソフトウェア開発技術の研究と研究成果の全社展開と多岐にわたる経験を積むことが出来たのは自分にとって大きな財産となっています。研究成果の全社展開を通じて開発現場の支援をしていくなかで、今所属している組織以外にも改善のお手伝いをすることで日本の自動車業界へ更なる貢献できるのではないかと考えエンジニアからコンサルタントへ転身しました。現在は、規格の言葉そのままではなく現場のエンジニアに伝わる言葉で話をすることを意識して支援やサービスを提供しています。

開発現場での経験を活かす
サプライヤー在籍時にはAutomotive SPICE導入プロジェクトのソフトウェア開発リーダーを務めていました。その経験を活かし、現場のエンジニアが行っている活動をしっかりと把握することで、単に規格に準拠するだけではなく、現場のエンジニアにとって理解しやすく、現実的なコストで実施できるプロセスを構築することを心掛けて日々の支援を行っています。また、量産ソフトウェアの開発にアジャイル手法を適用した経験から、Automotive SPICEによる品質の確保とアジャイル開発による俊敏性の確保を両立するための支援も行っています。

エンジニア本来の楽しさを取り戻す
これまでお客様をご支援する中で「何年かぶりに仕事が楽しいと思った」という感想を頂いたことがあります。このお客様の言われたように、エンジニアの仕事というのは本来、辛いながらもやりがいのある楽しい仕事のはずです。しかし、サプライヤーに所属していた時は、頻発する不具合対応などに追われまったく仕事を楽しめていない人を多く見てきました。そんな日々の業務に追われている現場をお手伝いし、新たな取り組みの時間を創出することで、エンジニアの仕事は楽しいという思いを取り戻してもらえるようこれからも開発の現場に寄り添った支援を続けていきたいと思います。