コンサルタント紹介

現場のリアルに向き合う、
開発者視点の業務改革
Takeshi YAMADA
コンサルティング事業部
ディレクター

開発者の苦悩を知るからこそ、共に乗り越えられる

電気電子系のシステムおよびハードウェア設計を専門とし、15年以上の開発実務を経験してきました。振り返ると、当時は業務に追われ、プロセス改善に目を向ける余裕がありませんでした。今では、より効果的な手法を模索することが重要だったと考えています。OEMでの制御開発やTier1でのECU開発を通じて、開発者の苦悩や疑問を深く理解しているつもりです。その経験を活かし、現場の声に寄り添いながら具体的な解決策をお客様に提供したい、そんな思いからコンサルタントを志しました。

現場に根ざした実践的な業務改善

私はコンサルタントでありながら、常に「現役の開発者」としての視点を大切にしています。開発現場のリアルな課題に向き合い、机上の理論にとどまらない、実務に根ざした本質的な業務改善を目指しています。規格対応やプロセス改善が目的と手段を混同するのではなく、最も重要なのは「開発の質と効率の向上」を実現することです。だからこそ、「言いっぱなしにせず、まずは自分から手法を示すこと」をモットーに、ECU開発における電気電子設計の課題に対する具体的な解決策の提示、FTA、FMEA、DFAなどの分析手法を活用し、設計品質の向上実践的な解決策の提示、Automotive SPICEやISO 26262に適合し、現場で実行可能な開発プロセスの構築を支援しています。これらは、理論だけでなく「現場で機能する方法」を示すことを重視してきた、私の姿勢の具体例です。

自発的に取り組めるプロセス改善へ

私の最終目標は、規格対応やプロセス改善を、開発現場にとって単なる「負担」ではなく、「価値を生み出す仕組み」へと変えることです。日々の激務に追われる現場が、単に「やらされる」だけではなく、自ら「やりたい」と感じるプロセスを構築し、規格対応を価値創造の一環として捉える文化を根付かせることを目指しています。そのために私は、現場の負担を軽減しつつ、質の高い成果物を生み出す仕組みを構築し、持続的な改善が可能な環境を提供します。その一環として、実務者向けワークショップを実施し、開発現場で即戦力となる知識・スキルを習得できる機会を提供していきます。

お問い合わせ

マーケティング担当
03-5791-2121
受付時間:平日 9:30~18:30