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【速報】Automotive SPICEアセスメントのリモート実施が許可されます

新型コロナウィルスの影響により活動が制限されているかと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。海外では日本より強い活動制限が出されている国が多く、アセッサートレーニングやAutomotive SPICEのアセスメントを従来通りの対面スタイルで実施することが難しいという状況に直面しています。このような事態に対し、intacsではWeb会議形式によるアセッサートレーングおよびAutomotive SPICEアセスメントの実施を可能とするための指針を急遽まとめました。

[intacs認定トレーニング]
Web会議形式での実施対象となるトレーニングは、「intacs認定Provisionalアセッサートレーニング」、および「intacs認定VDA Automotive SPICEガイドライントレーニング」です。
また、Provisionalアセッサー試験もオンラインでの実施に向けて準備が進められており、日本語版の試験も6月から実施予定となっております。当社で予定している6月のProvisionalアセッサートレーニングも日本語での試験となります。トレーニング中のアセスメント演習につきましても、円滑に実施できるようインストラクターを増やして対応いたします。
なお、Web会議形式での実施は、現時点では2020年10月31日までの期間を予定しています。

[Automotive SPICEアセスメント]
intacsではWeb会議形式でのアセスメント実施のためのガイドラインを取りまとめているところです。現時点ではガイドラインが正式に発行されていませんが、ガイドラインには以下のような指針(重要なもののみ抜粋)が含まれる予定となっております。

1.アセスメントスポンサー(依頼主)に、Web会議形式で実施することの合意を得ること
2.インタビュー時間を通常よりも長く取り、休憩時間も十分に確保すること
3.対面でのインタビューよりも難易度が高くなることを考慮し、十分な経験を持ったアセッサーによってアセスメントチーム編成をすること
4.インタビューにおいてボディーランゲージによるコミュニケーションが取れるように、ビデオ表示を用いること
5.Web会議に使用したインフラやツール、各参加者の拠点に関する情報をアセスメント報告書に追記すること
6.アセスメントログにWeb会議形式のリモートアセスメントである旨を追記すること
7.Web会議形式のアセスメントでは、Competentアセッサー候補者に対するオブザベーションを行わないこと

[アセッサー資格更新の救済策]
上記のようにWeb会議形式でのアセスメントが許可されても、当初予定されていたアセスメントのキャンセルや延期によって、アセッサー資格更新期限までに必要なEEをすべて獲得できないという状況の方もいらっしゃると思われます。
そこで、Automotive SPICEアセッサー資格を所管するVDA QMCでは、資格更新期限を6ヶ月間延長する救済措置を設ける予定です。この6ヶ月間の間に獲得したEEも資格更新に適用することができます。ただし、この延長された期間は次の資格更新期間の中に含まれますので、今回6ヶ月の延長を適用して資格更新された方は、次回2年6ヵ月後の資格更新となります。また、延長期間内に獲得したEEは次回の資格更新時には使用できませんのでご注意ください。(同じEEは二度使用できません)

[VDA Automotive SYS Conference 2020の開催可否判断]
2020年6月16日~18日にドイツ ポツダムにてVDA Automotive SYS Conference 2020の開催が予定されておりますが、その開催可否判断は、新型コロナウィルスの状況に基づき4月末に最終判断が行われる予定です。

[intacs、VDAの方針に基づく当社の支援方針]
当社は、intacs、VDA QMCの方針に基づき、上記内容が確実に実施され、この難局を乗り切れるよう皆様を支援して参ります。intacs認定トレーニングおよびAutomotive SPICEアセスメントのWeb会議形式での実施を当社でも早急に開始いたします。

また、今回の指針発表により、日本の企業においても、海外の顧客からリモートでアセスメントを受けたり、逆に海外の開発委託先へリモートでアセスメントを実施する機会が増えてくるものと思われます。特に国を越えて異なる言語で行うリモートアセスメントでは、通常よりも難しい意思疎通の場面が想定されます。このような状況に対し、当社では経験の高い通訳およびアセッサーによるリモートでの支援サービスも検討しております。ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

2020/4/20 田渕 一成