一般開催トレーニング
PUBLIC TRAINING
A-SPICE V4.0課題解決ワークショップEPG編~最適な組織標準プロセスの構築および維持に向けて~


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2024年10月25日(金)課題解決ワークショップを開催致します。
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車載製品を開発してる組織が、顧客要求の一つとして「Automotive SPICE 能力レベルの達成」を受け、開発とは異なるプロセス改善部門が主となってプロセス改善を行い、開発側はその改善されたプロセスを適用しながら、顧客プロジェクト活動を実施し、このサイクルを通して、最終的に顧客要求通りのAutomotive SPICE 能力レベルをプロジェクトで達成している組織が一般的です。そして、次のプロセス改善として、組織レベルでのプロセスの標準化に取り組むことは、生産性や効率、安定した品質を求める組織として自然の流れです。ただし、そのまま標準化に進む前に、プロセス改善の本来の目的である製品品質や開発効率の向上が得られるプロセスになっていたかを振り返る必要があります。プロセス改善の目的が「Automotive SPICE 能力レベルの達成」に設定されることで、アセスメントモデルの指標のみを意識し、開発効率の側面で弱いプロセスを構築しているのではないでしょうか。そのまま標準化を進めるとプロジェクト側とのギャップが生じ、定着化が進まない、逆に形骸化する結果になると予測できます。

標準プロセスを構築するにあたり、いくつかのプロジェクトで策定したプロセスをもとに、組織の標準プロセスを構築するボトムアップ的な方法、最初に組織の標準をプロセスを構築し、各プロジェクトで適用と改善を繰り返すトップダウン的な方法など、最適なプロセスを作り上げていくために重要なポイントです。また、標準プロセスを維持し、定着化させる面では、テーラリングの考え方、プロセスの有効性や適切性をどのように測定し、継続的な改善を実施する仕組みも重要なポイントです。

本ワークショップでは、前述の重要なポイントを考慮し、前半の講義で、標準プロセス実装の概要(Automotive SPICE v4.0 能力レベル3の説明、ボトムアップ、トップダウン的な標準プロセス実装)、テーラリングの考え方と対象例、標準プロセスを維持するために必要な有効性や適切性の測定について説明します。
後半の議論では、標準プロセスに関して、受講申し込み時に提示頂いた課題、または当社で準備した課題を議題に設定し、標準プロセス実装の考慮点、定着化を妨げる要因などを深堀りします。そして、それらの情報から、最適な標準プロセスをどのように実装していくかの具体的な解決案を議論します。
本ワークショップは、受講を通して得られた案を各受講者が持ち帰り、それぞれの環境で実装できるようになることを目指します。

以下のような解決すべき課題をお持ちの方にとって、最適なワークショップになっております。
・これから標準プロセスを構築するために、どのようなアプローチが良いかを検討している
・テーラリングの対象やルール、有効性や適切性の測定方法を検討している
・組織の標準プロセスを構築し適用しているがなかなか定着しない

【プログラム】
9:00-9:05 挨拶、進め方の説明
9:05-9:15 参加者自己紹介(役割、受講前の期待値、解決したい課題)
9:15-9:55 標準プロセスの実装についての解説
<休憩>
10:00-11:45 課題に対する深堀りと解決案の議論
11:45-12:00 振り返り(質疑応答含む)
※本内容は一部変更となる場合もございます

※貴社にて研修・セミナーのプライベート開催をご希望の場合は、こちらもご参照ください。

  • 受付状況
    期 間
    時 間
    場 所
    お申し込み
  • 2024年10月25日
    9:00ー12:00
    遠隔地(オンライン)
    お申し込み
費用 【オンライン受講】※価格はすべて税別で記載

40,000円/1名様 ※ご請求書はPDF版のメール送付となります。

■同一のトレーニングへ代表様による3名様以上の一括お申し込み、かつご請求書の送付先を受取人様宛(代表者様)1か所に限定する場合に、下記のボリュームディスカウントを適用いたします。

117,000円/3名様、154,000円/4名様、190,000円/5名様

注意事項 【オンライン受講時の注意事項】
提供システム:Zoom
※PCからのVoIP通話、またはコールイン機能(電話で会議に参加できますが、通話料はお客様のご負担となります)が使用できます。
※音声・画像の品質悪化を防ぐために、安定した通信回線をご利用ください。推奨環境は以下の通りです。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023-System-Requirements-for-PC-Mac-and-Linux
ご使用のPCにてZoomを使用できるかどうか、事前に以下のサイトへアクセスしてご確認ください。弊社と直接、接続テストの実施をご希望の場合は、ご連絡ください。
https://zoom.us/test
※お申込みいただいた方以外の聴講は、ご遠慮ください。
※講義内容の録音は固く禁じます。
※当日の不参加や、オンラインでの受講の際に音声・画像表示のトラブルが発生した場合でも、返金や別日程への再度のご参加はお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

【オンライン受講】
■受講票
弊社にてお申し込みをご確認し正式に受理させていただいた後、
速やかにメールにて会議URLを記載した受講票を送付致します。

■PDF版資料について
開催の3日前までにお申込み時に記載されたメールアドレスへ送付します。
万が一、ダウンロードができない場合はご連絡ください。
※印刷製本版資料の郵送はございません。

■ご請求書
ご請求書に記載される発行日は開催日の日付となっております。
ご希望の発行日がございましたら、事前にお問合せ下さい。
ご請求書は、PDFでメールにて送付いたします。
※ご請求書原本の郵送はございません。

■お支払期日
お支払期日は「ご請求書記載の発行日」の翌月末となります。
銀行口座番号はご請求書に記載しています。
領収書は発行せず、銀行振込の記録を以って代えさせていただいております。

■複数名の一括お申し込み
ご請求書PDFはお申し込み代表者様へEメールにて送付致します。
お申し込み者様とは別の窓口などご指定の送付先がございましたら別途お知らせください。

■お見積書
お見積書が必要な場合は、別途お知らせください。

■キャンセルポリシー
受講票メール送付後のキャンセルについては、大変申し訳ありませんが原則としてお断りしております。
大変お手数ですが、代理の方のご出席手配をお願いします。
その際には、代理の方が確定した段階にてご一報頂ければ幸いです。
アジェンダ(要旨のみ) ・[講義]標準プロセスの実装についての解説(A-SPICE v4.0能力レベル3実装の概要、テーラリング、標準プロセスの測定、維持)
・[議論]課題設定、深堀り、解決に向けての議論
主な対象者 ・開発プロセス改善担当者
・プロジェクトメンバー(リーダー、エンジニア、品質保証)
受講条件 ・A-SPICE4.0能力レベル1~3の違いを理解している方
・[議論]のセッション時に、意見やコメントを発言できる方
※同業となる企業の方(コンサルティング業務に携わる方)のお申し込みは、ご遠慮ください。
所要時間 0.5日(9:00-12:00、休憩時間を含む)
特記事項 本ワークショップは、受講者全員が演習を通して、話す機会を持てるように、少人数での開催になります。
※最大定員数6名様まで
  • 無償セミナー&無償相談会
    開催要綱&日程はこちら
    無償紹介セミナーと無償相談会のご案内です。
  • intacs 認定
    アセッサー育成支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    intacs認定の公式プログラムのトレーニングで、業界トップクラスの合格率を誇ります。プロセス改善の専門知識を深く理解し、効果的に実践するための最適なプログラムです。最新の実践例やケーススタディを通じて、現場で即戦力となるスキルを習得します。トレーニングはインタラクティブな形式で行われ、参加者間のネットワーキングやディスカッションを通じて深い学びを促進します。
  • アセッサー
    スキルアップコース
    開催要綱&日程はこちら
    アセスメントの実践的スキルを習得するためのオリジナルトレーニングをご提供いたします。本コースは、弊社グループ会社であるアセッサー・アカデミー株式会社との共催となります。
  • Automotive
    SPICE 実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    開発プロジェクトを指揮するリーダーや、プロジェクトメンバーとしてシステム開発、ソフトウェア開発を担当される方に求められる様々な技術、管理手法、プロセスを体系的に習得することが可能なトレーニングコースです。貴社にてプライベート開催も実施可能です。
  • サイバーセキュリティ
    実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    UNR 155(サイバーセキュリティマネジメントシステム:CSMS)から参照されるISO/SAE 21434、UNR 156(ソフトウェアアップデートマネジメントシステム:SUMS)から参照されるISO 24089の対応に向けて、基礎的な知識、組織プロセス構築の勘所、およびプロジェクトで実施するエンジニアリング手法の習得に適切なトレーニングコースです。
  • ISO 26262
    機能安全実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    車載ECUシステム開発(システム/ハードウェア/ソフトウェア)を担当するエンジニアが、これから ISO 26262 に対応した安全設計を実施して行くために必要な基礎知識の習得に有効なトレーニングコースです。貴社にてプライベート開催も実施可能です。
  • プロセスマイニング実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    プロセスマイニングとは、規格やプロセスモデルに基づいた従来のプロセス改善とは異なり、現状のプロセス活動で生成されるイベントデータからプロセスを再構成、見える化、分析する技術です。プロセスマイニングを改善に活用する体系的なアプローチを理解することが可能なトレーニングコースです。
  • DO-178C(航空分野向け)
    実装支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    DO-178Cへの準拠が要求されるソフトウェア製品開発プロジェクトを指揮するリーダーやプロセス改善メンバーが、新規にプロセス構築するため、または、既存プロセスをDO-178Cの目的を満たすように適合させるためのアプローチを習得することが可能なトレーニングコースです。貴社にてプライベート開催も実施可能です。
  • 品質マネジメントシステム
    実践支援コース
    開催要綱&日程はこちら
    品質マネジメントシステムを管理されている方が、IATF16949の要求事項に関する基礎知識の習得に有効なトレーニングコースです。