機能安全実装ワークショップは、自動車システムの機能安全設計に携わる皆様からのご要望に応じて、実践的なスキルや知識を習得することを目的としています。今回は、機能安全のソフトウェア開発では欠かすことができない『ソフトウェアのパーティショニング設計』のワークショップをご案内します。
ソフトウェアのパーティショニング設計は、自動車版の機能安全の制定当初から話題となっている技術です。一方、最近の機能安全対応では、顧客のソフトウェア安全要求として追加されたケースや、ソフトウェア開発の効率化のためにパーティショニング設計を採用したケースなど、新たに対応を迫られている皆様も増えていると伺っています。初めて対応される際に、ソフトウェアFMEAなどの安全分析手法の活用方法が分からない、どこまでやり切ればパーティショニングが十分なのか、といったお悩みの声も頂いています。このようなソフトウェアのパーティショニング設計の難解な点に対し、本ワークショップでは具体的な分析手法と手順について、設計や実装の例を取り上げながら解説します。実際の機能安全のソフトウェア設計の場でパーティショニング設計が必要な皆様にとって最適なワークショップ構成となっています。
【本ワークショップの狙い】
・ソフトウェアのパーティショニング設計の目的や適用時の注意点を理解する。
・ソフトウェアのパーティショニング設計の具体的な分析手法や手順を学ぶ。
・対話型のディスカッションや実例を交えた演習を通じて実践力を着ける。
【本ワークショップのポイント】
1.シンプルで分かりやすい題材を使用し、パーティショニング設計の概要、手順を解説します。
・汎用的でシンプルな設計題材を採用
・初心者の方でも受講しやすい内容
2.パーティショニング設計を具体的に体験できる演習、議論を取り入れています。
・ソフトウェアのパーティショニング設計に必要なソフトウェアの安全分析
・ソフトウェアの安全分析を活用したパーティショニング設計の手順
・パーティショニング設計の検証やテストの考え方
【プログラム】
■ソフトウェアのパーティショニング設計の目的、分析手法、手順(9:00~9:30)
パーティショニング設計の基本的な流れについて講義形式で学び、その後ディスカッションを通じて理解を深めます。
■演習の説明(9:30~9:45)
演習内容や進行手順について丁寧に説明します。
■ソフトウェアの安全分析(演習①)(9:45~10:30)
実際に安全分析を行い、その結果を設計に反映する準備を進めます。
■休憩(10:30~10:40)
■パーティショニングの設計(演習②)(10:40~11:25)
分析結果を基に、パーティショニングを設計する実践演習を行います。
■パーティショニング設計に対する検証、テスト設計(演習③)(11:25~12:00)
パーティショニングに関わるソフトウェア設計の検証、テスト設計を体験します。
★プログラム内容は変更される場合がありますのでご了承ください。
費用 | 【オンライン受講の場合】※価格はすべて税別で記載 40,000円/1名様 ※ご請求書はPDF版のメール送付となります。 ■同一のトレーニングへ代表様による3名様以上の一括お申し込み、かつご請求書の送付先を受取人様宛(代表者様)1か所に限定する場合に、下記のボリュームディスカウントを適用いたします。 117,000円/3名様、154,000円/4名様、190,000円/5名様 |
注意事項 | 【オンライン受講時の注意事項】 提供システム:Zoom ※PCからのVoIP通話、またはコールイン機能(電話で会議に参加できますが、通話料はお客様のご負担となります)が使用できます。 ※音声・画像の品質悪化を防ぐために、安定した通信回線をご利用ください。推奨環境は以下の通りです。 https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023-System-Requirements-for-PC-Mac-and-Linux ご使用のPCにてZoomを使用できるかどうか、事前に以下のサイトへアクセスしてご確認ください。弊社と直接、接続テストの実施をご希望の場合は、ご連絡ください。 https://zoom.us/test ※お申込みいただいた方以外の聴講は、ご遠慮ください。 ※講義内容の録音は固く禁じます。 ※当日の不参加や、オンラインでの受講の際に音声・画像表示のトラブルが発生した場合でも、返金や別日程への再度のご参加はお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 【オンライン受講】 ■受講票 弊社にてお申し込みをご確認し正式に受理させていただいた後、 速やかにメールにて会議URLを記載した受講票を送付致します。 ■PDF版資料について 開催の3日前までにお申込み時に記載されたメールアドレスへ送付します。 万が一、ダウンロードができない場合はご連絡ください。 ※印刷製本版資料の郵送はございません。 ■ご請求書 ご請求書に記載される発行 |
アジェンダ(要旨のみ) | ソフトウェアのパーティショニング設計は、自動車版の機能安全の制定当初から話題となっている技術です。一方、最近の機能安全対応では、顧客のソフトウェア安全要求として追加されたケースや、ソフトウェア開発の効率化のためにパーティショニング設計を採用したケースなど、新たに対応を迫られている皆様も増えていると伺っています。ソフトウェアのパーティショニング設計の難解な点に対し、本ワークショップでは具体的な分析手法と手順について、設計や実装の例を取り上げながら解説します。実際の機能安全のソフトウェア設計の場でパーティショニング設計が必要な皆様にとって最適なワークショップ構成となっています。 |
主な対象者 | ・ソフトウェアのパーティショニング設計について、具体的な分析手法や手順が分からない方 ・ソフトウェアのパーティショニング設計の流れを実際に体験してみたい方 ・ソフトウェアの安全分析の結果を設計に反映するプロセスを学びたい方 ・実務に直結する具体的なスキルを習得したい方 |
受講条件 | ・「機能安全」 or 「ISO 26262:2018(第2版)Part 6」の概要を理解している方 ※ 同業となる企業の方(コンサルティング業務に携わる方)のお申し込みは、ご遠慮ください |
所要時間 | 0.5日(9:00-12:00、休憩時間を含む) |
特記事項 | 本ワークショップは、受講者全員が演習を通して、話す機会を持てるように、少人数での開催になります。 お申込み順で受理はいたしません。定員を超えた応募があった場合は抽選となります。 定員数:最大5名様まで |